はじめに
先程言った通り、Javaではメモ帳でプログラムを書いていくことも可能ですが、かなり不便です。そこで、便利なツールである「Eclipse」というツールをパソコンにインストールしましょう。
Java言語で書かれたソースコード(プログラムの羅列)を実行するためには、SDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)が必要です。
また、Java言語ではWindows標準搭載の「メモ帳」でプログラミングすることも可能ですが、本サイトでは無料で使える高機能の「Eclipse(エクリプス)」というツールをおススメしています。
EclipseはIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)に分類されるツールです。単なるテキストエディタではなく、単語補完等の補助機能、IDE上でプログラムを実行する機能、デバッグ(プログラムの不具合)を素早く行うための補助機能、その他様々な機能が充実しています。
※使い慣れたテキストエディタがある方は、そちらを使っても構いません。
以下では、Java SDK・Eclipse・Eclipse日本語化パッチを一括でダウンロードできる「All in one Eclipse」のインストール手順を解説します。
「All in one Eclipse」と検索する
「Pleiades」のサイトに移動します。
最新版のEclipseのページに移動する
2020年5月時点の最新版は「Eclipse 2020」です。
All in one Eclipseのダウンロード
Windowsの方は「Windows 64bit Full Edition」の「Java」をダウンロードします。Macの方はMac 64bit Full Editionの「Java」をダウンロードします。
7-Zipのダウンロードページに移動する
Windowsのお使いの方は、7-ZipというZIPファイル展開ソフトが必要です。画像のリンクをクリックします。
7-Zipのダウンロード・インストール
最新版の7-Zipをダウンロードして実行します。(alpha版でない方をダウンロードします)
7-Zip インストールフォルダの指定
インストール先フォルダを指定します。特にこだわりがなければそのまま「Install」をクリックします。インストール先フォルダを変更したい場合は、「...」ボタンから変更します。
7-Zip インストール完了
「7-Zip XX.XX is installed」と表示されたらインストール完了なので、「Close」ボタンで閉じます。
All in one Eclipseの展開
All in one Eclipseのダウンロードが完了したら、ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「7-Zip」→「展開」をクリックします。
展開パスの指定
展開先には、対象ドライブのルート(C:の直下)などを指定します。よくわからない場合は、画像の通り「C:¥」の後ろをすべて削除してください。
「OK」ボタンをクリックします。
展開後確認
展開が完了したら、展開先のフォルダを開き、「pleiades~」のフォルダが出来ていることを確認し、開きます。
「pleiades」フォルダを開きます。
「eclipse」フォルダを開きます。
「eclipse.exe」をダブルクリックして開きます。
Eclipseの初期設定
Eclipseを起動し、しばらく待つと上記画面が表示されます。Eclipseで作成したJavaソースコード等のファイルの格納場所を指定します。特にこだわりがなければ、そのままで構いません。
Eclipse起動完了
上記画面が表示されれば、Eclipseが正常に起動できています!