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【Java超初心者編・番外】デバッグ(プログラムのエラー対処)の基本

プログラミングで避けて通れないのが、バグ(エラー)です。バグが発生した際に、対処してエラーが発生しないようにする作業を、「デバッグ」といいます。

本記事では、頻繁に発生するエラーの対処方法について解説します。

エラーが発生した場合の解決法

プログラム実行時に入力ミス(文法ミス)がある場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。この場合は、「キャンセル」をクリックしてエラー箇所を探します。

エラーの探し方をご紹介します。①~③に注目してください。

①は、javaファイル内にエラーがある時、タブのアイコンに赤い×印が付きます。
②は、赤丸の×印がついている行内にエラーがあることを表します。(※例外があります)
③は、文字の下に赤色波線がついている箇所に誤りがあることを表します。
(下図では半角セミコロン「;」が文末に不足しています)

エラーが修正されれば、①~③のエラー表示が消えます。

また、②と③にマウスカーソルを当てると、エラーの内容を表示できます。
エラーの内容によっては、エラーメッセージの内容に従うだけで解消できる場合があります。

②にマウスカーソルを当てた場合
③にマウスカーソルを当てた場合
中括弧「}」の閉じ忘れの場合は、下図のようなエラーとなります。下図の場合は、10行目自体の記載内容に問題がある訳ではありません。

10行目の}は3行目の「public class Lesson1」の後ろの{を閉じるためのものです。しかし、実際には5行目の「{」を閉じるための「}」が8~9行目に存在しないため、10行目の「}」は5行目の「{」を閉じるために使われてしまっています。そのため、3行目の「{」が閉じられていないというエラーとなっています
前回記事で述べたように、中括弧の対応がわかりやすいようにタブを置くことで、縦方向に中括弧を確認することで、書き忘れや、誤って消してしまった場合に素早く気付くことができます。

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