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【Java超初心者編 #0】事前準備 - Java SDKとEclipseのインストール

はじめに

先生01
姫野さん、プログラミングを始めるために最初に準備しなければならないこととは、何だと思いますか?
涼羽25
パソコンの電源をつける!!!
先生06
せ・・・正解です。では、パソコンの電源を付けた後はどうすると思いますか?
涼羽09
普通にプログラムを打ち込んでくんじゃないんですか?
先生02
「普通に」とはどういうことだと思いますか?
涼羽16
ハッカーが使ってるような黒い画面?に文字を打っていくんじゃないんですか??
先生01
黒い画面、いわゆる「コンソール」に入力するだけではプログラムは動きません。プログラミングを行うためには、そのプログラミング言語に応じた「ソフトウェア開発キット(SDK)」をインストールする必要があります。今回はJava言語の実行環境をインストールする、ということですね。
涼羽02
JavaのSDKっていうのを入れると準備完了なんですね!
先生02
SDKがあれば、ひとまずプログラムを動作させる準備が整います。もう一つはプログラムを打ち込んでゆく「テキストエディター」を準備する必要がありますね。Windowsの「メモ帳」などを使って出来なくはないのですが、今はもっと便利なツール(道具)がありますので、それをインストールしたほうが良いですね。
涼羽09
ツール?っていうのを使うと、どう便利なんですか??
先生01
例えば、プログラムの簡単なミス(バグ)を見つけて指摘し、更にどう直せばいいか教えてくれたりしますね。他にも、プログラムの文章を色分けしてわかりやすくしてくれたりなど、説明しきれないほどたくさんの機能があります。
涼羽24
「バグ」って聞いたことあります!「ゲームがバグって止まった」みたいなのですよね。
先生02
そうです、バグは「プログラムが正しく動かないこと」という意味です。バグを見つけやすくしてくれるだけでも、かなり便利な機能と言えますね。
先程言った通り、Javaではメモ帳でプログラムを書いていくことも可能ですが、かなり不便です。そこで、便利なツールである「Eclipse」というツールをパソコンにインストールしましょう。
涼羽28
「JavaのSDK」と「えくりぷす」っていうのを入れればいいんですね!わかりました!
先生05
実は、JavaのSDKとEclipseを一度にインストールできる「All in one Eclipse」という便利なものがありますので、ご紹介していきますね。
涼羽24
おーるいんわん!らくちん!!

Java言語で書かれたソースコード(プログラムの羅列)を実行するためには、SDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)が必要です。

また、Java言語ではWindows標準搭載の「メモ帳」でプログラミングすることも可能ですが、本サイトでは無料で使える高機能の「Eclipse(エクリプス)」というツールをおススメしています。

EclipseはIDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)に分類されるツールです。単なるテキストエディタではなく、単語補完等の補助機能、IDE上でプログラムを実行する機能、デバッグ(プログラムの不具合)を素早く行うための補助機能、その他様々な機能が充実しています。

※使い慣れたテキストエディタがある方は、そちらを使っても構いません。

以下では、Java SDK・Eclipse・Eclipse日本語化パッチを一括でダウンロードできる「All in one Eclipse」のインストール手順を解説します。

「All in one Eclipse」と検索する

「Pleiades」のサイトに移動します。

最新版のEclipseのページに移動する

2020年5月時点の最新版は「Eclipse 2020」です。

All in one Eclipseのダウンロード

Windowsの方は「Windows 64bit Full Edition」の「Java」をダウンロードします。Macの方はMac 64bit Full Editionの「Java」をダウンロードします。

All in one Eclipseのダウンロードには時間が掛かるので、
Windowsの方は先に7-Zipをダウンロード・インストールしましょう。

7-Zipのダウンロードページに移動する

Windowsのお使いの方は、7-ZipというZIPファイル展開ソフトが必要です。画像のリンクをクリックします。

7-Zipのダウンロード・インストール

最新版の7-Zipをダウンロードして実行します。(alpha版でない方をダウンロードします)

7-Zip インストールフォルダの指定

インストール先フォルダを指定します。特にこだわりがなければそのまま「Install」をクリックします。インストール先フォルダを変更したい場合は、「...」ボタンから変更します。

7-Zip インストール完了

「7-Zip XX.XX is installed」と表示されたらインストール完了なので、「Close」ボタンで閉じます。

All in one Eclipseの展開

All in one Eclipseのダウンロードが完了したら、ダウンロードしたZIPファイルを右クリックし、「7-Zip」→「展開」をクリックします。

展開パスの指定

展開先には、対象ドライブのルート(C:の直下)などを指定します。よくわからない場合は、画像の通り「C:¥」の後ろをすべて削除してください。

「OK」ボタンをクリックします。

展開後確認

展開が完了したら、展開先のフォルダを開き、「pleiades~」のフォルダが出来ていることを確認し、開きます。

「pleiades」フォルダを開きます。

「eclipse」フォルダを開きます。

「eclipse.exe」をダブルクリックして開きます。

「eclipse.exe」をデスクトップ等にショートカットを作成するか、
タスクバーにピン留めをしておくと便利です。

Eclipseの初期設定

Eclipseを起動し、しばらく待つと上記画面が表示されます。Eclipseで作成したJavaソースコード等のファイルの格納場所を指定します。特にこだわりがなければ、そのままで構いません。

「この選択を~」にチェックを入れておくと、
次回起動時からこの画面が省略されます。

Eclipse起動完了

上記画面が表示されれば、Eclipseが正常に起動できています!

先生02
いかがでしたか?うまくEclipseの起動までたどりつけたでしょうか?
涼羽27
できました!!完璧です!
先生05
お疲れさまでした。次回はいよいよ、動くプログラムを書いていきましょう!

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